北海道開拓の村訪問記!モデルコースと所要時間・見どころを紹介

北海道開拓の村は超おすすめ。時短2時間、ゆっくり4時間、見どころ&効率コースを凝縮ガイド
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北海道開拓の村は、ボランティアガイドを活用してモデルコースを回れば、歴史まで深く楽しめる札幌の野外博物館です。

というのも、54.2ヘクタールの広大な敷地に約50棟の建物が点在し、ただ歩くだけでは背景がわからないからです。

実際に訪れると、ベテランガイドの解説で様々な展示内容の背景、特に青山邸鰊御殿の栄華がよく理解できました。

本記事では、モデルコースと所要時間、アクセス、チケット情報、見どころを訪問記としてご紹介します。

所要時間は、市街地群中心なら約1.5〜2時間、全エリアなら約3〜4時間が目安です。

初めての方が迷わず楽しめるよう、実体験をもとにまとめました。ぜひ旅行前の計画づくりの参考にしてください。

目次

北海道開拓の村とは

北海道の歴史は、実はまだ150年ほどしかありません。

1869年(明治2年)に開拓使が置かれてから、2026年で約157年。

本州の悠久の歴史と比べると、驚くほど新しい土地なのです。

北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて北海道各地に建てられた建造物を、54.2ヘクタールの敷地に移築・復元・再現した野外博物館です。

1968年の「北海道開基百年」を機に構想が進められ、開拓当時の生活を体感的に理解してもらうこと、そして文化の流れを示す建造物を保存し後世に永く伝えることを目的として、1983年4月に開村しました。

北海道開拓の村へのアクセス

北海道開拓の村を出発するJRバス

開拓の村行き(往路)

JR新札幌駅か、地下鉄東西線「新さっぽろ駅」からJR北海道バス「開拓の村」行きに乗り、終点で下車します。

途中、JR森林公園駅でも停車します。

JR千歳線「新札幌」駅下車
地下鉄東西線「新さっぽろ」駅下車

~乗換~
新札幌バスターミナル北レーン10番乗場より
ジェイ・アール北海道バス
「開拓の村」行(約20分)終点下車

復路

帰りは開拓の村バス停から「新札幌駅行き」に乗ります。

バスの時刻表はこちら(公式HPより)

駐車場

無料。

さすが北海道です、広い敷地にかなりの台数停められる駐車場があります。

チケット情報

入場料は一般1,000円で、クレジットカードが使えました。

このクオリティで、この広さで「1,000円は安い」と感じました!

区分料金
一般(個人)1,000円
道民割(道内在住者)・10名以上の団体800円
年間パスポート1,800円
北海道博物館との共通入場券(一般)1,400円
共通入場券(高校生・大学生)1,000円
共通年間パスポート2,600円

幼児・小中学生、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方、道内在学の留学生は無料です。

高校生は、土曜日・こどもの日・文化の日・10名以上の学校団体の場合も無料と表示されていました。

道民割は、免許証など道内在住を証明できるものが必要です。

北海道博物館との共通入場券の有効期限は2028年3月31日までと掲示されていました。

【絶対行くべき】見どころ3箇所

北海道開拓の村にある50棟以上の建造物の中でも、「ここだけは外せない!」という注目の重要スポットを3箇所ピックアップしました。

建築の美しさはもちろん、当時の人々の暮らしやドラマを間近で感じられる必見のエリアです。

青山家漁家住宅(青山邸鰊御殿)

開拓の村鰊御殿の外観
青山邸(画像:公式HPより)

ガイドさんが特に時間をかけて丁寧に説明してくれる、見ごたえ抜群の重要建造物です。

小樽沿岸で鰊(にしん)漁を営み、巨万の富を築いた青山家の本家住宅で、当時の鰊漁がどれほど栄えていたかを肌で実感できます。

鰊がもたらした巨万の富と利用法

開拓の村鰊御殿の帳簿の部屋が別に設けられている様子
帳簿室
金箔の貼られた仏壇とご先祖様の写真が壁に飾られた様子
キラキラの仏壇

当時の鰊は食用としてだけでなく、抽出された油がランプの燃料として使われ、搾りかす(〆粕=しめかす)は高級な綿花などの肥料として北前船に乗せられ全国へ出荷され、北海道の開拓を資金面で大きく支えました。

仕掛け網を使った当時のダイナミックな鰊漁の方法や、その富の大きさを物語る館内の展示は必見です。

全国から集まった「ヤン衆」と命がけの渡航

鰊御殿、ヤン衆の居室とたくさんの布団が整って並んでいる用紙
出稼ぎに来たヤン衆の1人のスパースは畳1畳

漁の時期になると、前払い金を手に全国から出稼ぎ労働者「ヤン衆」が集まりました。その背景はさまざまで、中には訳ありの人や犯罪歴のある人も混ざっていたそうです。

北海道のニシン漁が栄えた地域は小樽だけではなく、日本海沿岸全体(江差から留萌、稚内まで)に広がっており、明治から大正の最盛期には毎年5万人〜7万人以上のヤン衆が東北などから一斉に渡航してきたとされています。

北海道のニシン漁へ向かうヤン衆が丹前などの荷物を背負い、雪道を歩いて船に乗り込む様子

しかし、その旅路は命がけでした。

東北などの農村から集まったヤン衆たちは、早春の雪道を何日も徒歩で青森まで歩き、そこから木造船の暗い船倉に押し込められて津軽海峡を渡りました。

順風なら1日ですが、時化(しけ)や風待ちで数週間かかることも。

当時の津軽海峡や日本海は「魔の海」であり、春の暴風雪で船が沈没し、目的地である北海道の漁場へ辿り着く前に命を落とす人も少なくなかったそうです。

さらに、渡航前に受け取る「前払い金」は実質的な借金(前借金)であり、厳格な連帯保証人が立てられていました。

万が一、海難事故や病気で途中で命を落とした場合でもその借金が免除されることはなく、取り立ては東北の残された家族へ向かいました。

大黒柱を失った上に莫大な借金を背負わされた家族が田畑を手放し、夜逃げや身売りを余儀なくされるという凄惨な悲劇も裏には存在していたのです。

なんでわざわざ大変な思いして北海道に来たかというと、当時の北海道の日本海側は「海の色が群来(くき)で真っ白に変わる」ほどの天文学的な数のニシンが押し寄せたんだって!北海道のニシン漁場で1シーズン(約2ヶ月)働けば、本州の農村で1年間汗水流して働く以上の「現金」を稼ぐチャンスがあったんだって!

ヤン衆の居室の梁に掛けられた木札。左から序列で書き出される働き手の名前が書かれている
右から位の高い順に並んでいる

青山家だけでもワンシーズンに50〜60人もの働き手を雇っていました。

1階と2階にある「ヤン衆タコ部屋」では、出稼ぎに来たヤン衆1人のスペースはわずか「畳1畳」。

米の入った俵がものすごい数積まれている様子
米だけの蔵の他に食器だけの蔵も

彼らの旺盛な食欲を支えた「1人1日1.5升」もの米を蓄える巨大な米倉や、仕掛け網を使った当時のダイナミックな鰊漁の方法は必見です。

豪華絢爛なインテリアとマッサンのロケ

開拓の村鰊御殿の中。壁にかけられた立派な熊の毛皮のコート

さらにここはNHK連続テレビ小説『マッサン』のロケ地としても使われており、作中で風間杜夫さんが実際に着用した本物のクマのコートも展示されています!

母屋には、当時としては大変珍しかった高級なピアノや、金ピカに輝く仏壇など、豪奢な品々が並びます。

近藤医院

旧近藤医院の外観
近藤医院(画像:公式HPより)

明治から大正期にかけて積丹半島の古平町(ふるびらちょう)で地域医療を支えた「旧近藤医院」。

擬洋風建築のおしゃれな外観ですが、一歩足を踏み入れると、現代の医療従事者から見ても感銘を受ける先進的な医療空間が広がっています。

【診察室】対面診療のぬくもりと「何でも診る」街の先生

診察室には重厚な木製デスクや白衣、そして壁には「人體内臓一覧圖(人体内臓一覧図)=じんたい ないぞう いちらんず」の掛け軸が掲げられ、当時の丁寧な対面診療の風景が浮かび上がります。

デスク脇には聴診器や耳鏡、そして目の洗浄で使われた三日月型の受け(洗眼器・膿盆)などの各種診察道具が並びます。

展示ケースに保管されている手書きの「眼科手術録」やカルテからも、内科・外科のみならず眼科の精密な処置や手術まで行っていたことが分かります。

当時の貴重な記録

この展示資料を見ると、近藤清吉医師は古平町で開業する前、明治時代に「函館病院」や「豊川病院(函館)」などで経験を積んだ優秀な医師であったことがよく分かります。

辞令を見ると、明治21年に「月給18円」だったのが、明治32年には「月給40円」へと評価が上がっており、その後大正8年に古平町へ移って地域の個人医院を開業したという歴史が読み取れます。

【薬局】自前で錠剤まで作っていた!?本格的な調剤設備

旧近藤医院の薬局(調剤室)の様子。中央の大きな木製作業台の上には、手動で錠剤を作るための黒い打錠機(車輪のようなハンドル付き)、乳鉢、薬包紙が置かれている。奥の棚には大小様々な薬瓶がずらりと並び、当時の調剤作業が再現されている

調剤室(薬局)には、大小さまざまな薬瓶や乳鉢、薬研(やげん)、薬包紙が整然と並んでいます。

病院内で薬の製造までこなしていた本格的な設備からは、近藤医院が地域の総合薬局としての機能も一身に担っていた凄みが伝わってきます。

さらに、積雪期の往診に使われた馬ソリ用具なども保存されており、厳しい北海道の冬でも患者の元へ駆けつけた開拓医療の壮絶さと熱い志を肌で感じることができます。

【手術室】100年以上前に徹底されていた「感染予防」と「清潔思想」

「旧近藤医院の手術室。自然光が入る大きな窓のもと、中央に白布が敷かれた手術台、手洗い用シンク、白い医療用キャビネットが設置されている。」

手術室に入って最も目を奪われたのが、壁際に並んだ2つの手洗い用シンク(洗面器)でした。

現代の医療現場では「手洗い」や「無菌操作(清潔・不潔の区別)」は当たり前ですが、大正期にすでにこれほどしっかりとした手洗い設備が整えられていたことに驚かされます。

床が消毒・清掃しやすいタイル敷きになっていたり、採光のための大きなガラス窓が作られていたりと、限られた環境下で「感染予防」に最大限配慮していた志の高さに胸が熱くなります。

来正旅館

旧来正旅館(旧待合旅館)の外観。木造2階建ての和風建築で、正面に右書きで「待合旅館」と書かれた木製看板と白いサンシェードが掲げられている様子
旧来正(くるまさ)旅館の外観

市街地群に入ってすぐの場所にある「旧来正(くるまさ)旅館」は、大正8年(1919年)に深川駅前で開業した駅前旅館(待合旅館)を移築復元した建物です。

元屯田兵の来正氏が宗谷本線「永山駅前(旭川市)」に建てた旅館兼待合所。

鉄道と馬車を乗り継ぐ旅行者や行商人、造材労働者、農事試験場の役人など、多様な人々が行き交った温もりあふれるスポットです。

「待合旅館」て言葉は今は使わないけど、乗り継ぎの旅人が暖を取りながら記者や馬車を待った『昔の駅前ラウンジ』のような存在なんだって

富山の薬売りが休みに来た場面の音声再現があってとても興味深かったです。

NHK連続テレビ小説「マッサン」で撮影された建物でで。旧来正旅館、2015年1月80・82回、熊虎とマッサンの出会いのシーンなどが撮影されました。
ここでもマッサンの撮影が

モデルコースと所要時間

村の地図がイラストで書かれている看板

村は「市街地群」「農村群」「山村群」「漁村群」に分かれています。

サクッと1.5〜2時間コース

開拓の村マップにおすすめの訪問先に赤で囲んで印をつけてある
画像は公式HPより

市街地群を中心に回ります。

馬車鉄道の線路の両脇にある建物を見て歩くのが良いでしょう。

ただ、、2時間はあっという間に過ぎてしまうので、その中でも気になるところだけピックアップして回りましょう。

おすすめの箇所に記しをつけました。

STEP
旧来正旅館(きゅう くるまさ りょかん)
  • 解説: 旭川で大正8年(1919年)に深川駅前で開業した駅前旅館、鉄道の乗り継ぎ客や商人が利用
  • 見どころ: 当時の客室や膳が再現されており、開拓期に人々が旅の疲れをいやした旅情あふれる空気感を体験できます。
STEP
旧近藤医院(きゅう こんどう いいん)
  • 解説: 明治から大正にかけて積丹半島の古平町で地域医療を支えた個人医院です。
  • 見どころ: 診察室や薬局、当時の医療器具がそのまま残されており、レトロでどこか厳かな雰囲気を楽しめます。
STEP
旧札幌警察署南一条巡査派出所(きゅう さっぽろけいさつしょ みなみいちじょう じゅんさはしゅつじょ)
  • 解説: 明治44年に札幌の中心部に建てられたレンガ造りの交番です。
  • 見どころ: ハイカラな赤レンガの外観が目を引きます。内部には警察官の装備や当時の街の治安を守っていた様子が展示されています。
STEP
旧武岡商店(きゅう たけおか しょうてん)
  • 解説: 泥炭地開拓が進んだ石狩川流域で、生活用品や農機具などを手広く扱っていたよろず売りです。
  • 見どころ: 店内には醤油樽や缶詰、日用品などが所狭しと並び、当時の人々の買い物風景が目に浮かぶようなリアルな展示です。
STEP
旧藤原車橇製作所(きゅう ふじわら くるまぞり せいさくじょ)
  • 解説: 北海道の厳しい冬や悪路に対応するため、馬車や車橇(くるまぞり)を製造・修理していた工場兼住居です。
  • 見どころ: 木工工具や車輪の部材が並び、開拓の交通手段を裏で支えた職人の技と手仕事の息吹を感じられます。
STEP
旧本庄鉄工所(きゅう ほんじょう てっこうじょ)
  • 解説: 石狩町で農具や漁具の製造・修理を行っていた鉄工所(鍛冶屋)です。
  • 見どころ: 炉(ふいご)や金づちなどの工具がずらりと並び、開拓に必要な鉄製品を作り出していた力強い作業現場を再現しています。
STEP
旧青山家漁家住宅(きゅう あおやまけ ぎょかじゅうたく)[鰊御殿]
  • 解説: 小樽沿岸で鰊(にしん)漁を営み、巨万の富を築いた青山家の本家住宅(通称:鰊御殿)です。
  • 見どころ: 漁夫たちが寝起きした大広間(ヤン衆の部屋)と、豪華絢爛な母屋の対比は必見。コースの締めくくりにふさわしい圧巻のスケールです。

もちろん、このモデルコースに限らず、ご自分の興味に合わせて進んでくださいね

【おすすめ!】じっくりコース(約3〜4時間)ボランティアガイドさんと一緒に

私たちは入場券を購入した旧札幌停車場に、ボランティアガイドの受付が合ったので、すぐにエントリーしました。

当日は遠足の小学生が400人くらい来場しているとのことでしたが、午前中の一般客はまだそれほど多くなく、すぐに案内していただけました。

ボランティアガイドの時間は90分で、時間が過ぎたらガイドさんは一旦、詰所に戻りますが、もう少し話が聞きたい場合は複数回お願いしても良いとのことでした。

今回は、元教師で20年来のベテランの方に案内していただきました。

お陰で村の滞在時間は4時間!たっぷり楽しませていただきました

歴史的な背景を含めて詳しく説明してもらえたので、明治から昭和初期にかけての北海道の歴史が本当によく理解できました。

夫婦2人だけなら、ただ歩いて「なんか古い建物や道具があるねー」という感覚と、疲労感で終わっていたところが、とても有意義な時間を過ごせたと思います。

開拓の村エントランスでボランティアガイドを中心にとゲストと写真を撮っている

開拓の村ガイドツアー

ボランティアによるガイドツアーのサービスを実施しています。建造物や北海道の歴史・生活文化などについて紹介しながら、時間に合わせてガイドします。

個人、団体問わず対応いたします。是非開拓の村をご見学の際はご利用ください。(ご案内の時間は最長90分です)

【2026年度のボランティアのガイドツアー】

●4月18日(土曜)~11月3日(火曜)

 ・・・10時~16時(受付は15時30分まで/事前申込、または当日受付)

●11月4日(水曜)~3月31日(水曜)

 ・・・10時~15時(受付は14時30分まで/見学日の1週間前までの事前申込)

北海道開拓の村公式HPボランティアガイドについて

馬車鉄道

開拓の村青空の下、馬車鉄道が線路のうえをゆっくり運行している様子

ボランティアガイドツアーを依頼して、説明を受けながら村の奥まで来ると、「旧ソーケシュオマベツ駅逓所」から入口の「旧札幌停車場」へ向かう馬車鉄道に乗ることができます。

馬車に乗ってゆったりと村の道を進むのもまた情緒があってとても素敵でした

馬車鉄道は1回250円(3歳以上、2歳以下は無料)で、乗車券は乗るときに購入します。定員は約10名で、当日は人気でほぼ満車でした。

鉄道馬車の車内の様子

背面が木なので乗り心地は決して良くありませんが、座面はクッションがあり、問題ありませんでした。

乗車時間は約10分で、旧札幌停車場と旧ソーケシュオマベツ駅逓所(えきていしょ)を結んでいます。

途中乗車・途中下車はできません。

実際、走行中に外国人観光客が「乗せて〜!」と声をかけてきましたが、途中からは乗れないと説明されていました。

北海道開拓の村馬車鉄道運行時刻表はこちら

馬車鉄道の車内から前方を映している。馬の尾部の向こうにはまっすぐに伸びた線路と開拓の村の町並み

冬はソリに替わるんですって!冬にも来てみたいな

【記念写真体験会】廣瀬写真館

旧廣瀬写真館の外観。木造2階建ての洋風建築で、中央に右書きで「廣瀬寫眞館」の木製看板が掲げられている様子

この日はこの「廣瀬写真館」で記念写真撮影会が行われてました。

2階の本格的なスタジオで、旧札幌停車場が描かれた背景幕の前で写真を撮ってもらえるサービスがあります。

旧廣瀬写真館の2階撮影スタジオ。大きな斜めガラス天井から光を取り込む構造で、背景幕や撮影用の椅子、暗幕が配置された空間

特に衣装などなく、カメラは自分たちの持ち込みの機材で撮影してもらう形です。

私たちも撮ってもらいました!

乳搾り体験【旧小川家酪農畜舎】

北海道開拓の村の旧小川家酪農小屋。石造りの大きなサイロと青い屋根の木造牛舎が立ち並ぶ風景

アメリカの最新酪農技術を取り入れて建てられた木造牛舎で、上階には大量の干し草を蓄えられる巨大な空間が広がっています。

牛の模型を使った乳搾り体験の様子。手でゴム製の乳頭を握り、バケツに向かって勢いよく水が出る様子
牛の模型を使った乳搾り体験

牛舎の中に入ると、牛の模型を使った「乳搾り模擬体験」ができるコーナーが用意されています。

牛の模型のおっぱいに触れ、上から順に指を折りたたむようにキュッと握ると、下のバケツに向かって勢いよく水がぴゅっと飛び出します。

指の力加減がけっこう難しいけど、こつを掴むと勢いよく出て気持ちイイ!

まとめ|遠い歴史ではなく「曾祖父母たちの生きた証」に触れる特別な場所

北海道開拓の村は、明治から昭和初期の歴史的建造物を移築復元した野外博物館であり、「身近な先祖(曾祖父母)たちのリアルな暮らしと生き様」をそのまま体感できる特別なスポットです。

本州にある古いお城や神社仏閣のような「教科書の中の遠い世界」とは異なり、ここにあるのはほんの100年〜150年ほど前、夢や希望を抱いて津軽海峡を渡ってきた私たちの曾祖父母世代の足跡です。

「北海道開拓の村」は北海道に行ったら、ぜひ訪れてほしいスポットです。

時間のない方は1.5〜2時間のモデルコースを、時間がたっぷりある方はボランティアガイドを依頼して、馬車鉄道にも乗ってみてください。

北海道旅行では、単なる観光地めぐりにとどまらず、「現代の自分たちへとつながる先祖たちの温もりと熱量」を感じに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ご訪問ありがとうございます。大阪在住のおはぎです。50代に突入し健康面・体力面・経済面から「10年後には行けないかもしれない」だからこそ、今できる旅をしよう、と決めました。アラカン夫婦の週末旅とハワイ旅、そして心地よい暮らしの記録です。

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