ビショップ博物館でハワイの深層文化に触れる旅|おすすめ展示・体験レポート

ビショップ博物館はホノルルのカリヒ地区にあります。カメハメハ王朝最後の直系子孫であるバニース・パウアヒ王女の夫(チャールズ・リード・ビショップ)が彼女の遺志を継ぎ、1889年に設立されました。
現在、ハワイ州最大の自然・文化史博物館として知られ、世界最大級のポリネシア文化遺物コレクションを所蔵しています。とっても見ごたえがあり、ポリネシア文化を知ることができますので是非、一度行ってみてはいかかでしょうか。

基本情報

ここでホテルのルームカードを提示して、この建物の裏側にあるハワイアンホールへ進みます

開館時間:毎日 9:00–17:00(感謝祭・クリスマスは休館)
※私が訪問した日5/1はレイデイ(Hawaiian Airlines May Day 2025 =Lei Dayコンサート)でハワイの国民の祝日で、イベントのため15時まででした。ほかにもイベントの日は早く営業終了することがあるので予定を立てるときは確認してくださいね!

所在地:1525 Bernice Street, Honolulu, HI

入館料:一般的にシグネチャー・ギャラリー入場込み。メンバー制度あり

大人: $38.95 (オンラインチケット購入: $31.16 )
シニア(65歳以上): $35.95 (オンラインチケット購入: $28.76 )
子供(4‒17歳): $30.95 (オンラインチケット購入: $24.76 )
4歳未満は無料

ビショップミュージアム公式サイトより 2025.6.13

※私はハレプナワイキキホテルのルームカード提示で無料でした!

アクセス:The Bus、タクシー、レンタカーで便利。ワイキキから約10km、LeaLeaトロリーでも訪問可

駐車場は別料金 広い駐車場がありました

滞在時間

2~4時間

※日本語ガイドさんがいて丁寧に説明をしてくださいます。それでもほんの一部分なので、館内をスマホ翻訳機を駆使しながら見て回ると、4時間たっぷりかかりそうでした。

ハラの木 ハワイ先住民にとって大切な木です

日本語ツアーの利用を

ハワイアンホール館内の日本語によるご案内

現在、日本語ガイドがいる場合に限り30分程度の日本語ツアーを催行しています。 ご案内の時間はほぼ毎日(日曜日を除く)午前10時30分11時30分午後は週2回程度、午後1時30分と2時30分に行っております。 状況によっては催行が難しい場合がございますので、ご来館前にEメール(APEducators@bishopmuseum.org)またはお電話 (808-847-8291) でお問合せ下さい

ビショップミュージアム公式サイトより 2025.6.13
日本語ツアー お子さんがいてもわかりやすく丁寧に説明してくださいます

展示と施設

いくつかのセクションに分かれていますが、日本人観光客が楽しめるのは主に🌺ハワイアン・ホール🔬 サイエンス・アドベンチャー・センター🌌 プラネタリウムでしょうか。今回私は時間がなく、ハワイアンホールを駆け足で見学したのみでした。

🌺ハワイアン・ホール

吹き抜け空間に巨大なクジラ骨格やコア材の豪華な展示ケースがあり、3つの階層に分けてハワイ神話、生活文化、王族の歴史を紹介。

🔬 サイエンス・アドベンチャー・センター

火山活動・海洋・風・生物など、ハワイの自然環境を3D映像や模型で体験的に学べる施設。

🌌 プラネタリウム

太平洋地域では最古のプラネタリウムで、古代ポリネシア人の星を使った航海術などを紹介しています。

🐛 昆虫研究施設(一般非公開)

ポーハイ・ホールに米国第3位、世界第8位の規模を誇る昆虫標本コレクション(1,350万点以上)を擁しています。

🌿 図書館・アーカイブ

古代ポリネシアやハワイ王国に関する手稿、写真、地図などを含む約5万冊の蔵書を保有し、文化研究の重要拠点となっています

ハワイアンホール紹介

これがハワイアンホールの入り口

カリヒルーム
カヒリは、ハワイの王族(Aliʻi:アリイ)の権威と血統を象徴する羽飾りの杖です。伝統的には、鳥の(特に貴重な鳥の羽)を用いて作られ、王族の周囲に立てられていました。

王や女王が登場するとき、儀式、葬儀などに使用され、聖性と尊厳の象徴とされていました。

この部屋では歴代の王や王女の肖像画とともにこのカリヒも展示されています。

おわりに

ビショップ博物館は、ハワイ・ポリネシアの文化・自然・歴史を深く理解できる施設であり、観光客だけでなく地域の人々や研究者にとっても不可欠な存在です。ホノルル観光の際には、ぜひ訪れてみてください。

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