アメリカ留学 初期費用 ぶっちゃけ大公開

アメリカ正規留学、トータルでいくらかかるの⁉
コストが不安で進路決定にお悩みのみなさん、我が家でかかった実際の金額を大公開しちゃいます!ここでは初期費用のみの公開で、月々・年間、は追って公開していきたと思います。
同じアメリカでも、住む地域によって、選ぶ学校によって、家賃や生活費の差は出てきますので、あくまでも参考、ということでご了承ください。
(※2023年の金額です。現在では変更になっている可能性があります)

TOEFL 

2023年、1回受験するのに$275 (割引クーポンで$245になった時もありました)
わが子は学校の入学許可基準点に達するまで5回受けてます(-_-;)
為替レートにより、金額が変わります。また、2025年4月1日より日本国内の受験は料金が変更になり、1回あたり$195になります。安くなって助かりますよね!

①33287円
②36428円
③33753円
④34000円
⑤34000円
   

合計171460円

ここは、本人の実力と努力で大幅に減額できる部分です!
頑張って、1発で合格点は難しくても、2~3回で合格点に到達できたら良いですね(^^♪

アプライ(申請)=受験料 

①1回目4844円
②2回目4844円   


合計9688円

1回目は、TOEFLの点数が2点不足でしたが、ダメもとで受けたものです。
あわよくばエッセイやGPA考慮して入学許可してくれるかも…と甘い考えでアプライしたのです。
結果は不合格。やはり、TOEFLの点数は絶対的なものでした。
2回目はもちろんTOEFLの点数を満たしてのアプライ。入学許可通知はわりとすぐに届きました。
ここは、慎重に、TOEFLの点数を満たしてからアプライして1回分で済むようにしましょう。

IERF 

IERF= International Education Research Foundationとは、アメリカの大学や専門学校で学びたい方の、出願サポート機関です。高校や大学の成績をアメリカ基準に変換してくれます。


通常料金 $235
24時間以内速達料金 $200 


合計$435 為替レート152.9円 = 67,010円

早くにTOEFLの点数を満たし、準備が早めにできれば、速達(24時間以内)費用の$200が削減できます。
ちなみに普通便で15営業日、$60追加で10営業日、$85追加で5営業日かかります。
卒業学校に依頼→IERFの流れになるので、どうしても時間がかかりますね。
留学に慣れている高校でしたら、英文での成績表をちゃちゃっと作成し、IERFに送信してくれると思いますが、慣れていなければ、時間がかかるかもしれません。

学校で作製してくれた成績証明

ゆうちょ 残高証明書発行手数料 

1100円
ゆうちょ銀行が一番早いということでゆうちょ銀行に依頼しました。
英文なので、さすがに即日発行は不可能ですが、2~3日後に取りに来てください、ということでした。
残高証明の金額は、語学学校・2年制・4年制などにより違います(300万~500万くらい)。証明書発行時点の残高で大丈夫なので、一旦一つの口座に寄せ集めたりして証明してもらい、証明書発行が終わったら元に戻すでも大丈夫です。

パスポート申請 (ビザのために写真はグレー背景にしよう)

16000円
申請から発行まで10日間、土日祝日をはさむと3週間くらいかかる場合もあるようなので、早めに準備しましょう。写真を新たに撮る場合は、ビザ申請時にも使えるようにグレー背景にしておくと良いでしょう。何も言わないと普通ブルーで撮影されてしまいます。ビザ写真はブルー背景はNGで、撮り直しした経緯があります。写真代700円~1000円。持ち込み可能なので、申請所でなくても安いところで撮影してもOKです。

入学申請用のデポジット(保証金) 

いわゆる「入学金」はありません。学校によって金額は変わると思います。約2セメスター分の学費相当分+アルファになると思います。

$7500 為替レート153.3円 = 1,149,826

セメスターが進むごとにここから支払いがされます。
また、アメリカでは返済不要の奨学金制度がたくさんあるようです。実際にうちの子も、奨学金をゲットでき、このデポジット以外に学費を追加で払うことはありませんでした。

SEVIS(セビス)登録費用 

US Student&EV I-901.F Student and Exchange Visitors Information System
アメリカ国土安全保障省の留学生管理システムのこと
学生ビザを申請するとき、I-20(入学許可証)とともに必ず必要となるもの

$350 為替レート152.983 = 53,544円

留学(学生)ビザ申請費用 

I-20(学校が発行する入学許可証)
それがあって初めて学生ビザ(F-1)が申請できます。

$185 為替レート152.9 28,303円

飛行機チケット 


151830円
この金額は国際線だけのものになります。地方の方で羽田や成田、関空などまでのチケット代が別途かかります。うちの子は、羽田まではJALのマイルを使用しました。飛行機は比較サイトで一番安価なものを選びました。

現地ホテル代 

現地到着が夜遅くだったので、空港からすぐのホテルを予約しました。夜は危険なのと、大家さんとの面談・鍵の引き渡しや、交通機関の関係ですぐにアパートには入れなかったので。朝食付きのホテルを探しました。ここは親心ですねw。

$98.29 為替レート146.007円 = 14,351円

アパート保証金 初月家賃 ベッドパッド代 

入居前に保証金が1か月分必要です。また、プラスして前家賃で1か月分必要です。
保証金はクリーニングなどに使われると考え、退去時に返ってくることは期待しない方が良いでしょう。うちの子の場合は、デポジット(保証金)のみ前もって国際送金し、前家賃とベッドパッド代は大家さんとの初面談時に現金で渡しました。空港でドルに換金し準備する必要がありました。

保証金 1か月分 $350
家賃  1か月分 $350
ベッドパッド代  $20


$720 為替レート145.83円 = 105,000円

エージェント 

385000円
周囲に詳しく相談できる方がいない場合はエージェントを使うのもいいでしょう。
効率的に情報をもらえ、時間の短縮になります。また、何かトラブルがあった時は相談にのってくれます。現地での健康保険なども斡旋してくれるので安心です。
ただ、ビザなど渡航時の細かい申請などは「個人情報だから」と自身で行うように言われました。申請は英文なので翻訳機能やYouTubeをフル活用し親子でゆっくり慎重に進めました。また、飛行機チケットやホテルなども自分で手配したので、金額の割には自分で行うことが多かった印象です。アパートを探してもらえたところが一番役に立ったと思います。
エージェントによっては、学校と提携し、その学校を紹介する替わりにコストを抑えるところもあるようです。
安心料を払うと割り切ってエージェントを使う分には良いと思います。もし、周囲に留学に詳しい人がいるのなら、ここは削れるかもしれません。

合計 大公開!

これまでのすべての初期費用 合計2,153,112円

どうでしょう、多いですか?
下記、日本の私立大学の初年度納付平均金額です。

文部科学省の調査結果によると、2025年度の私立大学の初年度納付金の平均額は1,477,339円、2年目以降の授業料の平均額は959,205円でした。

高校時の勉強の仕方によると思いますが、高校2年から予備校や大学受験用の塾費用を考えたら、トントンか少し安く済みますね。

番外編 レーシック手術 

手術代 138,000円
新幹線 往復 29,240円
ホテル代 8,500円
合計 175,740円

高校生の頃からコンタクトレンズを使用していました。アメリカでのコンタクトの購入の仕方に不安があったのでレーシックを受けました。合計金額をみると結構な金額ですが、生涯コンタクトレンズ購入を考えると、購入の手間など時間単価も含め、効率・コスパともに良くなり満足しています。地元で手術を受けるより、交通費・ホテル代をかけて東京で受けた方コストが安く収まりました。

おわりに

我が家の留学初期費用の金額はいかかでしたか?現在は為替の影響もあり、経済的にはアメリカ留学に行きにくいかなと思います。また、なれない地で学び、生活していくことは、辛いこともたくさんあると思います。しかし、留学は多国籍な環境で異文化交流ができ、多様な価値観に触れることができます。わが子はまだ成長途中ですが、とてもたくましくなってきました。少しでも留学、興味のある方はぜひチェレンジしてみてください。アメリカの大学は初めの2年間は一般教養です。その後に自分の進む道によって専攻を決められるので、今はまだやりたいことが見つからない高校生の皆さんにもおすすめします。

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